ニュースレターの自作と作成代行の違い
それぞれの違いや特徴とメリット・デメリット
- 2023.01.10
- 2022.05.20
ニュースレターを作ろうと思った時、取れる選択肢としては色々ありますが、大きく分けると下記の2つになります。
- 自作:自分で作る
- 作成代行:専門のプロに依頼する
どちらが良いかというのは、置かれている環境や状況によって変わるので必ずこうという事は言えませんが、ニュースレターを配信しているという店舗の多くは、自分で作るか、プロに依頼しているかのどちらかになります。
ここでは、そんなニュースレターの作成の手段について、自作と作成代行の違いやそれぞれの特徴やどういう人にどちらが向いているのかなど、それぞれのメリットとデメリットを踏まえながら見ていきたいと思います。
どちらが良い、悪いという事では無い
予め伝えておきたいと思うのですが、まず大前提として、ニュースレターを作るとなったとき、自分で作る方法でも、作成代行を依頼してプロに作ってもらう方法でも、どちらが良い・悪いというのはありません。
極論を言ってしまえば、成果に繋がれば良い、成果に繋がらなければ良くないとも言えます。
当社はニュースレターの作成代行を請け負っておりますが、だからといって自作が必ずしもダメという考えは持っておりませんし、自作でうまくいっているというケースであれば、それを継続すれば良いとも言えます。
まずは大前提として、必ず自作が良いといった事や、必ず作成代行しなければうまくいかないといったような、どちらかが優れているといった事はないという事だけ、予めご理解いただければと思います。
それぞれの店舗がニュースレターを発行するとなった際、予算についてやかけられる工数、そもそものニュースレターの知識やデザインなどのセンス、といった様々な要因や環境によって、どちらが良いかというのは変わってきます。
次からそれぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめていますが、基本的に自作のメリットというのは作成代行のデメリットになり、自作のデメリットというのは作成代行のメリットという相反する事がほとんどとなります。
そういった所を総合的に判断して、自分たちにはどちらが合っているのかを見極めていきましょう。
ニュースレターを自分で作るメリット
ではまず、自作=ニュースレターを自分で作る場合のメリットから見ていきましょう。
言い換えれば、このメリット=作成代行のデメリットになるとも言えます。
費用を抑える事ができる
やはり自作の最大のメリットはこれになります。
外部に依頼するといった方法を取れば、大なり小なり、少なからず依頼するための費用がかかります。
自作であれば自分たちでニュースレターの作成をするため、そこにかかるコストを最大限抑える事ができます。
良い意味で全てが自由
これは考え方によってはデメリットと捉える方もいますが、自分たちで作るという事は何も制限や縛られるものは存在しないという事でもあります。
作り方、レイアウト、何を書くのか、細かなところを言えば使うソフトや印刷する機器類、紙など何をどう使うのかというのは自分たちで自由に選べます。
特に紙や印刷機器などは、作成代行などの場合は多くは提携しているところなどを使って行う事が多くなりますが、自作の場合は極論を言えば紙のサイズや紙質など、自分で印刷会社に持ち込んだり依頼をすれば、全てを自由に決めることが可能になります。
ニュースレターを自分で作るデメリット
では次にデメリットを見ていきましょう。先ほども記載していますが、自作と作成代行の特徴は相反するため、自作のデメリット=作成代行のメリットになります。
全ての作業を自分たちでしなければならない
自分たちで作るという事になるため、ニュースレターにまつわる全ての作業を自分たちで行う必要が出てきます。
ニュースレターを作る場合、多くの方はニュースレターのデザインをするまでと考える方が多いのですが、実際はニュースレターをデザインしてコンテンツを作り込み、どの紙に、どういう機器や方法で印刷するのか、封入や送付についてどうするかなどまで行わなければなりません。
作った後の事を考えていない方も多いのですが、手渡しや郵送、紙を折り曲げて封入など、費用がかからない代わりに様々な事を自分たちで行う必要が出てきます。
作る場面はイメージしやすかったりするのですが、いざ印刷であったり、封入や送付となってくると相談できるところが無いとなかなか困難に陥ったりする事も多いのでそういったところを理解しておく必要があります。
作っている時に相談やアドバイスがもらえない
ニュースレターを作り慣れているならあまり問題無いかもしれませんが、初めて作る場合、多くは見よう見まねなどで作っていく事がほとんどです。
多くの場合、作りながらこれで良いのか、ここにどういう内容を書けば良いのかなどわからない事が出てきますが、プロに相談したりアドバイスなどをもらえる作成代行と違い、自作は基本は何か困った事やトラブルがあっても全て自己解決で進めていく必要がでてきます。
本業以外に多くの時間を取られがち
ニュースレターは、1回発行して終わりというわけではありません。
理想としては毎月発行して1年以上継続して作ってお客様にお渡ししていく必要があります。
そうなると、毎月毎月、ニュースレターをデザインして印刷会社とやりとりして、お客様にお送りするといった作業を繰り返し行っていく必要が出てきます。
美容室もサロン店も店舗には本業がありますが、当然本業中に行う事はできないため、ニュースレターを自作する場合は、本業外にニュースレターを考える時間、作る時間、送付など雑務の時間などを作り出す必要が出てきます。
印刷面で特にトラブルなどが多い
自宅のプリンタなどで印刷する場合は問題ありませんが、綺麗なニュースレターを作ろうと思うと、どうしても印刷会社に依頼をして作る必要性が出てきますが、この時のデータのやりとりや印刷会社のルールなど、「紙への印刷」というのは想像以上に難易度が高かったりします。
作成代行のプロが作る場合、イラストレーターなどのいわゆる業界用ソフトなどで作ったりする事が多いですが、そういったソフトで作る時はカラーコードやソフトのバージョン、余白を含めた様々な印刷会社からのレギュレーション(仕様)があったりします。
そういったところを知らずにデザインをして作って印刷の際に初めて知らなかったとなり修正をしなければいけないといった事が多々起こっています。
ニュースレターの作成代行のメリット
では、次にニュースレターを作成代行会社に依頼した場合のメリットを見ていきましょう。
基本的には、先ほど述べている自作のデメリットが解決できるという事に繋がります。
成果の出るニュースレターが出来やすい
外部に依頼をすれば、必ず成果が出るとは言えませんが、やはりニュースレターを何百、何千と作ってきている経験値があるため、ゼロベースで知識も経験もないところから自作するより、成果が出やすいというのは間違いありません。
ニュースレターの代行代行会社として、様々なニュースレターを作っている経験があるため、どういう業界であればどういった作りをして、どう渡せば良いのかといったノウハウも、長年の経験で運営年数が長ければ長く、クライアントの数が多ければ多いほど蓄積されています。
そういった会社が持つ過去の経験をベースに、最短距離で成果を出すためのニュースレターの作成を行ってくれるため、自作のニュースレターよりも効果が出やすいニュースレターに仕上がる可能性が高くなります。
面倒な作業を全て依頼できる
ニュースレターを作る時、大事なのは何を書くか、そのコンテンツになります。
しかしながら実際にニュースレターを作成していくとそのレイアウトや配置、デザイン、印刷関連など様々なところで躓いてしまいます。
作成代行であれば、ほとんどがそういった「作業」の部分をやってくれ、自分たちは何を書くかのコンテンツを考える事だけに集中する事ができます。
コンテンツを考えてこういう事を書くと決めたら、あとはプロがそれらをデザインして印刷会社とやりとりして完成したニュースレターが届きますので、面倒な作業をする必要がありません。
困った時に相談ができアドバイスも貰える
ニュースレターを作った事がある方なら共感いただけるかと思いますが、作っていく時に何が困るかというと、何を書こうかという「ネタ」が尽きてしまう点です。
自作の場合はこの何を書くかといったネタ選びから自分たちだけで考えなければいけませんが、作成代行の場合は、それぞれの季節や業種に合わせたネタの提供や書く内容のアドバイスなども、過去の経験をベースに蓄積されたノウハウから提供してもらう事ができます。
実はニュースレターを自作している方の多くは、このネタや書く内容で困ってしまい時間がかかった事で、結果としてニュースレターの作成が間に合わずに休刊、廃刊としてしまっている方が多くいます。
何を書こうと悩んだ際に相談して書く事ができたり、ネタのアドバイス、困った時にどうすれば良いかをしっかり相談できるのも大きなメリットの1つとなります。
実は大切な作った後の事も対応してもらえる
ニュースレターは作っただけでは、ただそこに存在しているだけです。
それらをお客様にお渡しをして、内容を読んでいただいて初めて効果を発揮していくものになります。
しかしながら、このニュースレターを手に取ってもらい読んでいただくというのは、思っている以上に困難で、手渡しが良いのか、送るのが良いのか、どのタイミングで渡せばいいのか、営業っぽく感じられないだろうかといった悩みは尽きません。
作成代行をしている会社の場合、多くのクライアントがいますから、そこも過去の様々な経験などから作った後のサポートやアドバイスなども対応してもらえます。
競合にならない同業&遠方の他店のノウハウも知れる場合も
店舗型ビジネスの場合、仮に完全に同業であっても立地が離れていればそれは競合店にはなり得ません。 例えば、全く同じビジネス展開で価格、メニューなども全て同じであったとしても、東京にある店と大阪にある店では競合とはなりません。
そうなると、同じようなサービスやメニューや価格で勝負している他の地域の店舗が、どういうニュースレターを作って送り、どんな効果が生まれているのかなどを知る事ができれば、それを自分たちの参考にすることができます。
自作であればそういった繋がりはなかなか持てませんが、作成代行会社の場合、それぞれが同意のもとで、そういった情報交換会やそれぞれのニュースレターを送り合ったりといった事が頻繁に行われています。
他店で良かったノウハウを自分たちも取り入れてより効果的なニュースレターに仕上げるといった事も可能になります。
ニュースレターの作成代行のデメリット
最後に、作成代行を依頼したときのデメリットを見ていきましょう。
それぞれのメリット・デメリットをしって、自分たちにどれが合うのかを考えていきましょう。
費用が必ずかかる
全て自分たちで行う自作であれば費用がかからず自分たちの人件費分だけで対処できるため、実費として費用が出ていく事はありませんが、作成代行の場合、やはり外部のプロに依頼するというところで、費用がかかります。
作成代行に依頼したいけれど…と悩む方でこの費用面を気にする方は多いかと思います。
実際には自分たちでやったとしても、そのニュースレターについて考えたり作ったりする時間を考えれば、実際に費用は出ていませんが、時間もコストと考えるなら、相当の費用分が実際には費やされているとも言えます。
ただやはり、費用面を最大限に考慮したいというケースですと、ここでまずは自分でやってみて様子を見ると考える方も多いのも事実です。
選ぶ業者を間違えると一番ダメージが大きい
実際に調べてみるとわかりますが、ニュースレターの作成代行を請け負っているところは多数存在しています。 それこそ個人のフリーランスや副業でやっているというところもあれば、法人としてメイン事業として請け負っているというところなど様々です。
そのため、どの仕事もそうですが、当然その中にも良い業者、悪い業者がどうしても出てしまいます。せっかくニュースレターで最短で成果を出そうと外部に依頼したのに、悪い業者に当たってしまうとお金を出したのに成果が出ないという一番避けなければいけない結果になってしまいます。
作成代行を選ぶ際は、業者を注意して選ぶ必要があり、選ぶ業者を間違えると、ただただ時間も費用も損してしまう結果になってしまう恐れがあります。
自作と作成代行、それぞれどういう人におすすめか
最後に、それぞれ自作、作成代行のどちらで行うかというのは、当然ながら何を重視しているかで変わってきますので、どちらが良いか、基本的な考えをまとめておきたいと思います。
費用やコストを最優先するなら自作でまずはやってみるのも1つの手
やはり今のこの情勢下において、出て行く費用というのは少しでも抑えたいというのは心理的にかなり高いかと思います。そうなってくると、ニュースレターの作成代行に費用を投資できるかというと、なかなか難しいという店舗も多いかもしれません。
費用面を重視するという方は、まずは自分たちでやってみてニュースレターの成果を確認してもっとより成果を出したいとなった時にプロに依頼をするというのも1つの手です。
自作でダメだったとき、そこで終わらさない事も重要
ただ、実際には自分でやってみたけれど、全然効果がなかった、全く成果に繋がらなかったとなり、ニュースレターはやっても意味が無いと諦めてしまう店舗様も多くいます。
これは非常に勿体なく、自分でやってみて成果が出なかった時も、そこでダメだったと結論付けるのではなく、一度プロに相談してみるのがおすすめです。
せっかくニュースレターに期待をして自分でやってみたという気持ちがあるわけですから、そこで終わらせる事はせず、どういう作り方をしていたのか、効果が出なかった理由は何故なのか、プロなら過去の経験から分かる事が非常に多いです。
そういった前提を踏まえて、作成代行とアドバイスやコンサル的なところを加えてニュースレターを発行しなおすと、一気に効果が出たという事例も数多く存在しています。
作成代行のプロだからこそ、どう作ると失敗しやすいのか、どう考えて作れば良いのかなどは得意中の得意で専門でもありますから、自作でダメだった場合も、ニュースレターは辞める!となる前に相談してみるようにしましょう。
時間をコストと考え成果を重要視する場合は作成代行がおすすめ
やはり自分たちで作るとなると、外部に支払う費用は限りなく抑える事はできますが、その分だけ自分たちの稼働時間が取られることになります。
「Time is money.」という言葉があるとおり、考え方によっては時間もコストと考えられます。自分やスタッフの時間、専門外のストレスなどを考えると、自分で作るよりも外部に委託した方が結果的には安いという考えもできます。
自分でやると、どうしても試行錯誤を繰り返しながら、何が良いか、ダメかというのは発行しながら経験値として溜めていく事になるため、どうしても時間がより必要になりがちです。
作成代行の場合、経験が豊富な業者であればあるほど、過去のニュースレターの成功事例や失敗事例などの経験だけでなく、業界的な知識や特徴なども豊富にあり、最短期間で成果が出る期待が持てます。
何よりも早く成果を出したい、ニュースレターの効果を体感したいという場合は、作成代行を選ぶのがおすすめと言えます。
ただ先ほども書いたように、ただ作成代行を選べば良いのではなく、きちんとニュースレターの作成代行を請け負っている個人・企業をしっかり選定するようにしましょう。
まとめ
今回はニュースレターの自作と作成代行の違いについてまとめていきました。
ニュースレターを作ろうと思えば、時間をかければ自分でも作る事はできるとも言えます。
ただ、注意しなければいけないのは、作るという事に目的を置いてしまってはいけないという点です。ニュースレターは作る事が目的ではなく、作りそれを読んでもらい、来店してもらったり購入してもらったりと成果が出て意味があるものです。
作るというだけなら自分でも作る事ができますし、慣れた方や経験のある方なら成果を出すニュースレターも作る事はできるかもしれませんが、多くの場合はそうならない結果になる事も多々あります。
これはイメージしやすい例を挙げれば、髪のカットも、「切る」という点だけで見た場合、家で自分でカットバサミを買って切ろうと思えば切れるのと似ています。
実際には自宅で自分で髪を切ることができるという点と、プロがカットするという点では、同じ髪を切るという行為でも、そこには様々な差が出ますし、実際やはり髪を切ろうと思うと美容室に行くという方の方が多いはずです。
とはいえやはり依頼をすれば費用はどうしてもかかってきてしまうため、費用を重視するのか、時間や効果を重視するのか、それぞれの店舗様やオーナー様の考え方や今の状況などで、どちらが良いかというのも変わってきます。
それぞれにメリット・デメリットが存在するものですから、今の自店舗がどういう状況なのかなどを考えながら、ニュースレターをまずは予算をかけずに自分で作ってみるのか、最短で成果を出すために作成代行のプロに依頼するのかを考えて選んでいくようにしましょう。
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