読んでもらえなければ意味がない。
作ったニュースレターを多くの方に読んでもらう方法

  • 2023.01.10
  • 2022.02.28

ニュースレター

ニュースレターが完成したなら、さっそく多くの方に読んでいただきましょう。
まず何よりお客様に読んでいただきたいと思います。

しかしながら、その際に多くの方が「郵送が良いのか?」「手渡しが良いのか?」と悩まれます。 仮に郵送するとすれば封筒はどんなものを使うのが良いのか、切手代などの経費はどう判断するのか。

作る段階でも色々と悩みは尽きませんし、作った後も悩みは出てくるものですが、やはり作ったニュースレターはできるだけ多くの方に見てもらいたいと思うものです。

今回は、そんな作ったニュースレターをできるだけ多くの方に読んでもらうための方法をまとめています。

何より大事になるのは客層について考えること

何より大事になるのは客層について考えること

ニュースレターが完成し送付方法など悩みがちですし、それらだけではく他にも色々と細かい事が気になってくるかとは思いますが、まず考えるべきは「客層」です。

これは、お客様を売上ランキング順に並べると客層はハッキリします。
仮に1,000人のお客様数がいれば、100人づつ10段階に分ける手法を使えば客層を

  1. ファン客
  2. 得意客
  3. 浮遊客
  4. 試用客

と4分類に整理することが簡単に出来ます。
客層分類については次回以降の当ブログで詳しくお伝えいたします。

面白いことに、どんな業種や店舗でも、売上ランキング上位10%のお客様「ファン客」だけで店舗売上の4割から5割、次の20%のお客様「得意客」だけで2割から3割占有しています。

これによりニュースレターの郵送と手渡し基準を設定することができます。

  • 毎月郵送する客層
  • 季節ごとに郵送、それ以外は手渡しのお客様
  • 元旦号などの記念号だけは郵送する客層
  • 半年間ご来店していない客層

郵送の良い点は、ニュースレターが到着すると、そろそろカットとかフェイシャルやネイルとお店を思い出し、ご来店いただくキッカケづくりになります。

過去の上得意客さんにも再アタック

過去の上得意客さんにも再アタック

過去の上得意客さんにも、元旦号などの記念号は郵送して差し上げましょう。

「私の事、憶えていてくれたのだ!」
「オーナーさん元気そうだな。まだフィットネス通いを続けているのだ。頑張っているなあ!」

再来店の敷居が少し低くなって、ご来店にいただけるかも知れません。
サロンさんからも「以前のお客様が、ニュースレターをお送りしたら戻ってきました!」

そんなお喜びのお声をよくお聞きいたします。
店長・スタッフさんの近況が伝わるようなニュースレターをお届けします。

郵送や手渡し以外でのニュースレターの配布方法

仲の良いお客様には積極的にご紹介をお願いしましょう

「良いお客様との出会いを広げたいので、お友達に渡して頂けませんか?」
「今月ニュースレターたくさん印刷し過ぎたので、良かったら何部か持って帰って、お店のPRをお願いできますか?」

親しいお客様は、そう言ってお願いされると、頼られると悪い気がしないのが上顧客です。
もしそのお友達がご来店になられたなら、その新規客は初めから定着率の高い顧客であることが多いのです。

それは紹介者と同じような美意識・収入層・年代・価値観・職種であることが多いからです。
また、あらかじめニュースレターを読んだ上、当サロンの技術・コンセプト・雰囲気を理解されてのご来店だからという理由もあります。

「口コミ」もニュースレターが有れば伝えやすくなります。
貴店をお友達にご紹介いただく時、お客様の口からだけで貴店の魅力を伝えるより、ニュースレターをお渡しいただく方がつたわり易く早いと思います。

ニュースレターを活用しお客様の声や口コミを増やす方法と注意点

ニュースレターを活用しお客様の声や口コミを増やす方法と注意点
お店は既存のお客さまにはできるだけ長く頻繁に、新規のお客様にはできるだけ多く来ていただく必要が有ります。新規のお客さまに...

ニュースレターには、店舗情報・サロンの写真・スタッフ写真と自己紹介、施術技術の紹介など初めてのお客様が「知りたい事」が網羅されています。

ご近所のお店と仲良くなることにも利用

店舗はご近所さんとのお付き合いも重要です。 ご近所のお店、例えば花屋さん、文具店、ブティック、コンビニ、ガソリンスタンド、ケーキ屋さん…

「その角の交差点でサロンをしている〇〇です。こんなミニ新聞を発行しているのです。
良かったら、読んでみて下さい」

そこからコミュニケーションが始まります。
「毎月、届けて下さるのを楽しみにしています!」 近所の商店の方からそんな声をかけて頂いた、と喜んでおられたエステ様もあります。

又そのご近所のお店のオーナーとかスタッフさんがお客様として来店いただくきっかけにもなります。

店長・スタッフの友人・知人にも

個人的な話になりますが、私の弟が横浜である有名なレストランに勤めていた頃、飲食系の雑誌にそのお店が特集されました。 記事の中で「〇〇レストランを支える優秀なスタッフたち」と弟も写真付きで紹介されました。

その記事を弟から自慢げに見せられた私は、嬉しくもあり、つい友人を誘ってそのレストランに食べに行ったものです。 弟は、私だけではなく友人・知人に雑誌を見せたことと思います。

「私、今こんなサロンで働いています。結構頑張っていますよ!」

よく知った人が掲載されているニュースレターです。
それを捨てる人はいないでしょう。
ビューティに関心のある方なら、なおさら興味をもって読んで頂けます。

自分の孫が頑張っている姿、その掲載されたニュースレターを他人に見せたりはしないでしょうか? 高校時代のクラスメイトの近況が載っていれば、当時の友人に話したりすると思います。 そこから意外な展開がはじまります。

コミュニケーションツールであるニュースレター、人から人へ手渡るニュースレター。
活用の幅を広げてゆきましょう。

ニュースレターを店頭に置く、前号のつづき

ニュースレターを店頭に置く、前号のつづき

ウェルカムボードの活用

お客様とお店との最初の接点…それが入り口です。
前から気にはなっているけど、一体どんなサロンかわからない。

そんな店頭を通られたお客様が、ふと足を止めるような「何か」があれば強いですね。

そのために店頭看板を置いているお店が多いと思いますが、逆に多すぎて目にとめるお客様が少ないのが実情と思います。 『店頭掲示・ウェルカムボード』が有ればどうでしょうか?少し違和感が有り目に留まります。

ウェルカムボードは印刷物ではないですが、有る意味ニュースレターの一種です。
ボードはお客様の目線の先になるよう、高さは1~1.3メートル位で、成人女性が歩いて丁度目になる高さに設置です。

できればカラフルな色を使って、手書き文字で書きます。 椅子を1脚表に出してそのうえにボードの設置や、それに観葉植物やアートフラワーも添えてみるのも良いでしょう。

ではウェルカムボードに一体何を書くのか? 

難しく考えず、お店からの「ちょっとしたメッセージやお知らせ」や「最近の出来事」や「個人的なエピソード」などを書きます。

○月○○日(木)
昨日は子供が楽しみにしていた「遠足」。
そんな時に限って熱を出しちゃう息子ちゃん。
朝になっても咳に下痢。仕方なく学校はお休みへ。
でも明け方の天候の悪さから、「遠足」は延期になったとの知らせが。
息子の日頃の行いは、良かったのか?悪かったのか?

何だかホンワカしませんか? 親しみが増すと思います。
書くことが思い浮かばなかった時には、インターネットで「今日は何の日?」で検索してみて下さい。ネタが沢山でてきます。

店頭に置いたニュースレターが一人歩きを始める

そしてその横に「ご自由にお取りください」のメッセージと共にニュースレターを置きましょう。

お店に興味のある方が持って行かれます。
すると、店内の雰囲気・スタッフの写真と自己紹介、施術技術紹介などお客様が「知りたい事」が記載されています。

お店には興味があるけど、どんなお店かがわからないという不安、それを解消します。
特に2階以上に店舗のあるサロン様、つまり外からお店の中の雰囲気をみる事ができないサロン様にはお勧めです。

店頭に置かれたニュースレターが一人歩きを始めます。
ご参考例として、当社ホームページでのユーザー事例「JiccaZicca 様」をご覧ください。

次回予告は効果が大きい

次回予告は効果が大きい

テレビドラマには必ず「次週予告」があります。 いよいよ佳境…次週はついに黒幕の存在が明らかに! など、「観たい!」という内容の予告があります。

民放だけでなく、何十年の歴史を持つNHKの大河ドラマでも「次週予告」が無かった事など、ただの1度もありませんでした。 何故ならば「それ」をしないと、必ず次週の視聴率を下げるからです。

この手法は飲食店でもよく見受けられます。 回転すし等に行かれた時、テーブル上にこんな小さなポップが置いてあるのを見たことはありませんか? 

来月○日~○日まで「まぐろフェア」開催!店内でマグロを解体します

来月の企画なので、その日は食べられないのですが、あくまで次に来られた時のご案内です。
しかし、この予告がお客様の頭にインプットされます。
今回ご来店いただいた時から、もう次回の再来店に向けての布石を打っているわけです。

これはサロン様でも使わない手はないと思います。
ニュースレターで発信していきましょう。

  • 来月の企画やキャンペーン
  • 季節のおススメ施術や商品
  • これから〇〇メニューはどう進化するのか
  • サロンの目指す方向性は・・

それは「次回予約促進」や「来店サイクルを短くする」事にもつながってきます。

「次々回予告」も大いに有りです!

次回だけでなくその先の次々回予告も大いに有りと思います。

4月号

『友人のエステシャンから教えてもらったのですが、ハワイ発のある画期的な痩身技術と出会いました。 早速ハワイに研修に行ってきました。これは凄い技術です』

5月号

『この夏、自信を持って水着を着て、海に出かけて頂くために今メニュー化を急いでおります。 お客様からも「早く!」とのお声を頂戴しています』

6月号

『新痩身メニュー誕生! モニターさんも絶賛。この夏、海岸デビューをしましょう♪』

ぜひぜひ「次回予告」「次々回予告」をニュースレターで行って、次につなげていきましょう。

まとめ

ニュースレターが完成したなら、さっそく活用し多くの方に読んでいただきましょう。

まずお客様にお読み頂かなくてはなりません。
郵送の良い点は、ニュースレターが到着すると、そろそろカットとかフェイシャルやネイルとお店を思い出し、ご来店いただくキッカケづくりになります。

仲の良いお客様にはご紹介をお願いするツールとしニュースレターも利用できます。

紹介者はお客様と同じような美意識・収入層・年代・価値観・職種であることが多く、あらかじめニュースレターを読まれた上、貴サロンの技術・コンセプト・雰囲気を理解されてのご来店だから、リピートに客になりやすいメリットもあります。

お店としてご近所のお店と仲良くなることにも重要ですが、それに利用することもできます。

「その角の交差点でサロンをしている〇〇です。こんなミニ新聞を発行しているのです。良かったら、読んでみて下さい」ここからご近所店舗とのコミュニケーションが始まります。又そのご近所のお店のオーナーとかスタッフさんが、お客様として来店いただくきっかけにもなります。

お客様とお店との最初の接点、それが入り口です。
ウェルカムボードも印刷物ではないですが、有る意味ニュースレターの一種です。
前から気にはなっているけど、一体どんなサロンかわからない不安解消につながります。

ボードの横にニュースレターを置き、ご自由に持ち帰っていただくこともできます。
ニュースレター記事の次回予告も効果が大きくおススメです。
「次回予約促進」や「来店サイクルを短くする」事にもつながってきます。

せっかく作ったニュースレターですから、様々なアイディアを考え多くの方に読んでもらえるようにしていきましょう。

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