ホットペッパービューティーで十分?
美容室やサロン店でホームページは必要か不要か

  • 2023.01.10
  • 2022.03.16

ホームページ・集客店舗経営・運営ノウハウ

美容室やサロンを経営している方の悩みの1つに、自店のホームページを持つか否か、もっと言えば必要か不要かという悩みがあります。
実際、今このページを見ているという事は、その悩みを持っているのかもしれませんね。

もちろんホームページを持とうとなると、費用が必要ですし、時間も必要です。
その予算の捻出や時間を作り出すことも必要になってくるため、このテーマは必要と言う方もいれば、不要と言う方もいます。

特に美容関連においては、他業種とは少し異なり、仮にホームページが無かったとしても、ホットペッパーを中心としたユーザーが見る媒体でそこから集客が一定数行えるため、無かったとしても運営ができるのも事実です。

しかしながら、一方でホットペッパーなどの仲介媒体を使わず、ホームページやSNSなど自店のネット集客のみで運営している方もいますし、もっと言えば、ホームページやホットペッパービューティーなどのネット系は使わずに、チラシなどアナログ集客だけで運営している美容室やサロンもあります。

今回は、そんな悩みやすいテーマの1つでもある美容室やサロンのホームページは必要か不要か、そもそもホームページを作るメリットは実際にはどういった事があるのかについて詳しく紹介していきたいと思います。

美容室やサロンのホームページは必要か不要か

美容室やサロンのホームページは必要か不要か

先ほども述べたように、美容室やサロンという業種は、他業種とは違い、お客様となるユーザーの多くがホットペッパー等のサイトを見て予約をしてくる人数が一定数以上います。
そのため、それらを使うことで一定の新規顧客を集客できるため、ホームページを作ったり更新したり、SNSを運用する時間・予算を、ホットペッパーに使い、代わりとして活用している店舗が多いです。

もちろんこれらの運用方法も間違いではありません。
しかしながら、ホームページが必要か不要かと悩むということは、少なからずやはりホームページを持ちたいと考えているという事でもある裏返しとも言えます。

紹介媒体のメリットとデメリットを知っておく

ホットペッパービューティー系など、紹介媒体メディアサイトのメリットは、やはりその集客力です。 実際1つの紹介媒体サイトだけしか広告を出していない、そこだけで集客しているという美容室やサロン店が多いのも事実です。

クーポンなど自由に発行できて、メニューなどが見やすいため新規のお客様の集客に向いています。 しかしながら、全店でクーポン、新規客の奪い合いとなっているのも事実のため、値下げやクーポンの値引き率が新規集客に大きな影響を与えるのもまた事実です。

全店が同じテンプレートによって作るページになってしまうため、店舗の写真を詳しく載せたりといった事が難しく、美容室やサロンの雰囲気、客層などをお客様に伝えるのが難しくなります。 結果、やはりどうしても価格やクーポンによる影響がどうしても強くなります。

そのため、実際に利用している方の声の多くからはクーポン乱発で新規はくるけどリピーターになかなかならない、新規の割引きクーポンだけを目当てにくるユーザーが多いといった声も聞かれます。

また、その利用料なども安いものではないという点と、顧客管理システムなども全て一元管理をしていく事になり、結果として囲い込まれることになって抜け出すことが事実上、不可能になるといった事も言われています。

一元管理できる事はもちろんメリットの1つとも言えるのですが、どこかを変えたいと思っても全てが繋がってしまう結果、それを使って行く以外に方法がないという状況になってしまうこともあります。

また、紹介媒体だけの利用の場合、どうしてもネットで店舗名の検索をした時、うまく集客に繋げにくい場合があります。 なにより、最大のデメリットの1つとして挙げられるのは、店舗名を検索した時に、自店のホームページが無いと、競合店の紹介媒体サイトが出てきたりして、そちらに流れてしまう可能性もあります。

自分たちの店舗名で調べてもらっているにも関わらず、競合店に流してしまうというのは勿体ないの一言に尽きます。 特にホームページを持たず、チラシやDMなどの施策をしているという場合、このケースが結構起こりえます。

自分たちでお金と時間をかけて施策したら、結果として、競合の美容室やサロンの集客に貢献してしまったというのはまさに一番してはいけないことのはずです。

既にホットペッパービューティーなど紹介媒体に掲載している事で、お客様が来ていて困っていない、既にもう予約がかなり埋まっていてこれ以上来られても困るという店舗であれば何も問題ないとも言えます。

そういった店舗であれば、既にそれを継続しながらリピーター確保に繋げる努力をした方が良いですし、あえて自店のホームページを作る必要性は無いかもしれませんが、集客に関して悩んでいる場合は、自分たちのホームページを作る事で、今までにできなかった施策、お客様へのアプローチが可能になるため、持つメリットがあると言えます。

自店のホームページを作るメリット

自店のホームページを作るメリット

では、改めてホームページを作る、持つメリットについて見て行きましょう。

自店を探すお客様を競合に取られにくい

自店のホームページが無い場合、自分たちの店舗名などで調べてくれたお客様を、誘導する先がないという事になります。 例えば、ジェイワン美容室という店舗名だったとして、お客様が「ジェイワン美容室」と調べたとしても、見るページがないという事になってしまいます。

もっと言えば先ほど述べたように、競合店のホームページやホットペッパービューティーのページが出てくる可能性も高いです。 Googleなどの検索エンジンは、今はそういったユーザーの行動や検索意図を読み取った検索結果を返すと言われているため、競合店に取られてしまう可能性が高くなってしまいます。

特にチラシなどで自店を知ってもらった、店舗の前を通りがかって、検索してみた。という場合、自店のホームページがないと集客の失敗に繋がる可能性が高いです。
自店の名前で調べてもらうという、興味を持ってもらっているお客様を失う事にも繋がりかねない危険性があるのです。

逆に自店のホームページをしっかりと持っていれば、そういったお客様を自店にしっかりと誘導し、集客に繋げられる可能性を高めることができます。

新規のお客様を獲得できる

自店のホームページがあれば、それこそ予算や時間に比例はしますが、載せられる情報というのは自由です。 写真を載せる枚数、作るページの数、どんなページ構成でどんな情報を載せるかというのは自分たちの思う通りに作る事はできます。

ホットペッパービューティーなどの紹介媒体というのは、どうしても料金プランによって多少変わりますが、一定のテンプレートによって載せられる情報というのが決まります。

ホットペッパービューティーにも掲載していたとしても、そこに載せられる情報は一部です。
そのため、掲載されていない情報を知りたかった場合、ホームページを見にきて知りたい情報を探すという事があります。

紹介媒体に掲載されていない情報を自分たちのホームページで確認できることで、不安は軽減されて新規となるお客様を獲得する可能性が高まります。

情報発信やキャンペーンがしやすい

ホットペッパービューティーなどの紹介媒体で発信できる情報は、スペースなどの関係で限られてしまいますが、ホームページがあるとお役立ち情報の発信、キャンペーンなどを開催しやすくなります。

決められたレイアウトではなく、自分たちのホームページのため、ある程度好きなレイアウトでページ・画像を作ることができるため、オリジナルのレイアウトでヘアカタログも作れます。

どうしてもホットペッパービューティーなどの紹介媒体は、新規のお客様向けの内容になりがちです。そのため、クーポンの乱発や値下げ合戦の傾向が強いところがあります。

しかしながら自分たちのサイトを持っていれば、新規のお客様向けの情報だけではなく既存のお客様、リピーターの方にも喜んでもらえるコンテンツを充実させる事ができます。

情報発信コンテンツで集客も可能になる

ホームページの作り方というのは様々ですが、昨今ではホームページ内にブログなどを設ける事も可能になりました。

ブログがあるホームページにする事で、ブログの記事内容に合わせて、様々な検索ワードでホームページが表示される可能性が広がります。
もちろんそのための情報発信のコンテンツの質などや運営体制といったところは必要で、マンパワー的なところが必要になってはきますが、情報発信をすることで集客に繋げる事が可能にもなります。

広告を出せば費用がかかり出す限りは永久に広告費がかかってしまいますが、ブログなどの情報発信は実費としては掛からず無料で行えます。
そのコンテンツがうまく検索結果の上位に表示され、お客様がそれを見て来店してくれるという結果に繋がれば、いわば費用がかからず集客ができるという事にも繋がります。

実際、そういった施策に力を入れて紹介媒体や広告から脱却をして店舗運営をしているというところも少なからず存在しています。

競合店との差別化・違いを打ち出しやすい

店舗というのは、それこそ場所というものに大きく影響を受けるため、その地域で店舗を探しているお客様というのは、その地域に住んでいる、その地域で働いているなど、当然その地域に何かしら関係を持つお客様の可能性が高いです。

そうなると当然ながら、同じ地域の競合店の事も見ている可能性は十分にありますし、そちらに行ってしまわれる可能性もあります。
しかしながら、紹介媒体などの場合、どうしても情報の見やすさなどから全店で同じような見た目・ページの作りになってしまう傾向が強いです。

それこそ、顧客単価が1万円以上の店舗も、顧客単価が2,000円の店舗でも同じような見た目、作りになってしまうので、見るユーザー側からすると、それぞれの違いや差別化や自分たちの良さを伝えにくくなります。
A店のカット1万円と、B店のカット2,500円の違いというのがなかなか伝わりにくくなります。

一方で自分たちのホームページの場合、当然デザインなど自由にできるため、自分たちの顧客層やターゲットに合わせた作りにできます。
学生が多い店舗なのか、シニア層が多い店舗なのか、男性が多いのか女性が多いのかなどで、打ち出す内容を変えたり、その属性に合わせた色見や見せ方が可能です。

ホームページを作りしっかりとした情報を載せる事で、競合店と何が違うのか、自分たちはどういう思いを持って運営しているのかなど、差別化し違いを打ち出す事が可能になります。

不審がられずより信頼してもらえる

今やネット全盛時代と言っても過言ではないくらいに、多くのユーザーが日々インターネットに触れています。 検索の多くもスマートフォンで行われるようになり、特に若い年代層ではスマホを触らない日は無いと言える程に、ネットが当たり前の時代になりました。

だからこそ、自分たちの店のホームページがあるかないかで、信頼性というのが大きく変わる可能性があります。
よくホームページは自店の顔という表現がされますが、そのホームページが無いということは、なんとなく怪しいところという認識をされやすくなってきているのも事実です。

どういった店舗で、どんなスタッフがいるのか、そういった情報を行く前に必ずお客様は見ています。 ホームページがあることが当たり前となってしまった今の時代だからこそ、無いというそれだけで、信頼性が損なわれてしまう危険性があるのです。

新しいスタッフの採用をしやすい

美容室やサロンなどの多くは常に人手不足でもあります。
実際、多くの店舗で採用をかけているけれど、なかなか応募がなく集まらないといった声は聞かれます。

緊急的に必要になった時などは、人材紹介会社などに依頼するなどして、費用をかけて採用する事もあるかもしれませんが、良い人がいたら、働きたいと思ってくれる人がいたら採用したいな。といった緩い採用希望の場合、費用を投じてまで採用に力を入れるかというとそういう事は行われません。

しかし、ホームページを持っていれば、スタッフ採用ページを作って公開をする事ができます。
InstagramやTwitterなどのアカウントがある場合は、ほとんど費用をかけずに募集する事ができるため、非常に便利ですしお得です。

また、ホームページがない場合、採用の簡単な問い合わせをしたいとなった時、店舗に直接電話をするか、来店して話をするかという2択になりハードルが非常に高いです。

小さな店舗の場合、営業時間で接客中でお客様を待たせる事にもなりかねません。
ホームページに採用を載せておくことで、問い合わせる側も、フォームやメールなどで問い合わせができるため、心理的ハードルも低くなります。

ホームページを持つという事はお客様へ伝えるだけでなく、一緒に働くスタッフへも働きかける事ができるのです。

商品の販売・宣伝・紹介がしやすい

美容室やサロンには、市販されていない、いわゆるプロが扱う商品を使う事が多いです。
それらの物販へ繋げる事も、経営の安定化には必要な事ではありますが、とはいえ簡単に物販に繋げられるかというとそう簡単に販売できれば苦労はしません。

来店してくれた方に直接商品をすすめて購入してもらえれば良いのですが、短い接客時間ではどうしても説明をするという事は営業っぽくなってしまう傾向が強いため、話し方や営業の仕方によっては逆にお客様を不快にさせてしまう恐れもあります。

ホームページがあれば、サイト上でどんな商品を使っているのか、どんなメリットがあるのかなどを紹介するページを作る事で代わりに営業してもらえます。
また、簡易の通販サイトなども設けておけば、そこで販売するといった事にも繋げやすくなります。

ネットショップと聞くとホームページ以上に難易度が高く感じるかもしれませんが、今では簡易なネットショップであれば非常に手軽にオープンする事ができますので、商品数がそこまで多くない美容室やサロンなどであれば簡単に用意する事が可能です。

InstagramやSNS、Youtubeなどとの連動が可能

ホームページを持つだけでなく、今はSNS時代とも言われる程、日々多くの人が自ら情報発信を試みています。 美容室やエステサロンなどだけでなく、多くの企業や店舗でもそれぞれでアカウントを作って施策を行っています。

当然そういったツールはそのツールだけで完結する事がほとんどですが、ホームページを持っている事でそこと繋げる事が可能にもなります。
ホームページ上にTwitterの情報を載せることも可能ですし、Instagramのフィードをホームページ上に載せて、連動させるといった事も可能です。

ホームページを見に来たお客様が、SNSもあるのかと見に行ってもらい、逆にSNSやYoutuebeの動画などを見たお客様がホームページもあるのかと見に来てもらえる。そういった連動と相乗効果を狙うことが可能になります。

チラシやニュースレターなどとの相乗効果が狙える

一昔前までは、ネットはネット、リアルはリアルという考えが主流でした。
チラシを見て来店される。ネットを見て来店される。これらは交わらずに単体で完結する事が多いと考えられていました。

しかしながら、人の生活においてリアルとネットは繋がっているため、チラシを見たお客様がネットを見る。ネットを見たお客様が店舗の前を通りがかって思い出す。そういった事はよく起こる事から、今ではリアルとネットを融合させて考える事が当たり前となりつつあります。

これらは、OtoO(オンライン to オフライン)とも呼ばれるものですが、美容室やサロンでは逆のオフラインからオンラインという流れが非常に多い市場でもあります。
特にチラシ、ニュースレターなどを発行している方であればあるほど、そのアナログ・オフラインの情報を見て、ネットで調べるという行為は常日頃、多くのお客様が行っています。

最初にも記載しましたが、チラシを見てネットで調べた時、ホームページが無ければ不審感に繋がります。 逆に、チラシを見てネットで調べた時、気になってた情報がもっと詳細に載っていたら信頼感に繋がるという事でもあります。

ニュースレターを読まれるお客様がいた場合、そのニュースレターの過去のシリーズなども載っていたら、つい読んでしまうかもしれません。
紙で何度も送り続けるのは費用がかかりますし現実的ではありませんが、ホームページ上に公開しておくことで、費用をかけずに過去のニュースレターなども活かすことができます。

作り方次第では、パスワードを付けたページなど限定感を出す事でお客様に優越感を感じ取っていただく見せ方なども可能です。

せっかく費用も時間もかけて作ったチラシやニュースレターがあるのであれば、それをホームページに載せたり連動させないのは勿体なく、うまく活用することで、単体で使うより以上の効果を狙うことが可能になります。

自店のホームページを作るデメリットやマイナス面

自店のホームページを作るデメリットやマイナス面

何事も、全てが良い方面しかないという事はあり得ません。
なにかをするという事は少なからず見方によってはデメリットにもなるという事もあります。

ホームページを作るという事がデメリットに繋がる可能性やマイナス面もしっかり見ておきましょう。

予算、コストがどうしてもかかる

極論を言えば、全てを無料で行う事は可能と言えば可能です。
しかしながら無料で全てをまかなおうとすると、どうしても妥協しなければいけない点が多く、見た目的にもいまいち、機能的にもいまいちといったマイナス要素が非常に強くなります。

そのため、一定のクオリティ、一定の機能を備えたホームページを用意しようと思うと、基本的には制作会社や制作のフリーランスなどプロにお願いする事が多くなり、どうしても一定の費用が必要になってしまいます。

特にホームページなどは技術職でもあり、コストが膨らみがちです。
また価格に相場というものがあまりなく、ピンキリという言葉で称されるほど価格の違いが大きかったりもします。

特に店舗型のビジネスの場合、顧客単価がそれほど高くない事や、設備などの初期投資が大きいため、キャッシュを一時的に大きく出ていくのを嫌うオーナー様は多いかと思います。
ホームページを作る場合、どうしても万単位なら安価、数十万単位が多い事などもあり、予算やコスト面をどうするかという点を考える必要があります。

ただ今では、ホームページ制作会社も初期を抑えた分割支払いプラン的なものを用意してくれるところも多くなってきました。
制作費として50万は出せないけれど、合計60万円にはなるものの、5万円を毎月支払うという事であれば可能という店舗も多いかと思います。

初期費がネックになるという場合は、そういった支払いやプランを相談すれば乗ってくれるところも多いかと思いますので、そういったことで悩む場合は相談してみましょう。

費用と機能を見極める目がないと悪徳業者に騙されてしまう恐れがある

ホームページをどうせ作るなら…と考えていくとどんどん豪華で華やかで機能がてんこ盛りなサイトになってしまいがちです。 しかしながら、当然そういった理想を追求したホームページを作ろうとすればするほど、予算も青天井になってしまいかねません。

また、ホームページを作る会社というのは全国各地にそれこそ膨大な数の会社があります。
そのため、当然ながら費用とスキルがきちんと見合った会社もあれば、その逆のぼったくりや悪徳に近い会社も少ないながら存在します。

ホームページ制作会社も営利企業のため、利益を上げようと営業してきます。
それは本当に必要な機能なのか、無駄なものではないのか、そういった見極めなども必要になってきます。

よくある例としては、1回のテキストの更新だけにも関わらず、毎月何万円も払っていたり、ほとんど管理する必要性のないサイトやツールの管理料として毎月何万円も支払っているという美容室やサロン店は実は多かったりします。

そういったある程度の見極め・見る目というのも多少は必要になってきます。

本業以外でする事が増える

美容室もサロン店も本業があり、本来はそこに集中したいというのが本音のはずです。
しかしながらホームページを持つという事は、少なからずそこの管理や更新という手間が発生してしまいます。

作り方次第ではありますが、ブログなどを設けた場合、どうしてもブログの作成、コンテンツの作成に時間が一定数必要になります。
ホームページを作った当初は熱意が溢れていて、色々と書いたりしていくのですが、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と経つにつれて辞めてしまうというオーナーの方も非常に多いです。

ブログなどは基本は更新し続けていくからこそ意味があります。
逆に最終の更新日が2年前などのブログとホームページですと、本来メリットになる信頼感が、全く更新されていないことから不審感に繋がりかねません。

ブログを書くことが苦ではないのか、どれくらいのペースなら更新が出来るのか、自分だけが書くのかスタッフも書くのか、それは継続できそうなのか、そういった事も考えた上でホームページをどう作るか、場合によっては作らないのかといった事を考える必要があります。

即効性は低く、効果が出てくるまでに時間がかかる

ホームページやネットというとどうしても即時効果を期待しがちです。
しかしながら、これだけネットが当たり前になった今では、ホームページを作ったからすぐに毎日多くの人が見に来てくれるというのは幻想です。

もともと有名な店舗、有名なスタイリストであれば話は別ですが、そうでない場合、ただ作っただけでは見に来る人はゼロが続きます。
更新をして、しっかり見てもらうための施策などをしていって初めて効果が少しずつ出てきます。

店舗を持ってオープンしたら初日からずっとお客様が何もしなくても来店してくれたかというとそうではないのと同じです。
そのため作ってからの一定期間は、やってもやっても成果に繋がらない徒労感に見舞われるかもしれず、予めそういったことに備えた心構えが必要となります。

結局のところ、ホームページは作った方が良いのかどうか

結局のところ、ホームページは作った方が良いのかどうか

色々とメリットやデメリットを見てきたところ、じゃぁ自分たちはホームページを作るべきなのか、作らない方が良いのかどっちなのかと悩まれているかもしれません。
極論を言えば、作った方が良いにこした事はないとも言えます。

これはやはりインターネットが当たり前となった今の時代では、無い事がデメリットになる可能性が高くなってしまうためです。

もちろん変に作ってマイナスになってしまう可能性もゼロではないのですが、そこはしっかりと考えて作れば良いだけで、やはり無いことのデメリットというのは大きいですし、今後もこの流れというのは続くのはまず間違いありません。

費用的な問題、マンパワーなどの問題などが悩む最も大きなポイントかと思いますが、あとはそこをどうクリアするかというところになってきます。

作り方次第では、費用的な問題も毎月の支払いを1万円台~2万円台に抑えるといった事も可能ですし、マンパワーなどの更新もあえてブログなどは設けず運営するという事も十分可能です。
更新性が保てないのであれば、あえて無くした方が逆に良いという可能性も高まります。

ホームページを作り、お知らせ時だけ制作会社に更新を依頼、あとは定期的なチラシやニュースレターの配布時にそれをホームページ上に載せるといった方法などであれば、費用的な問題も抑えられつつ、ホームページの事で誰が作業するのかなど本業以外で頭を悩ませる事がなくなります。

当社ジェイワンでも、「美容室やサロン店向けのホームページ制作サービス」もご用意しております。初期費用を抑え、月額費用も抑えて、プラン毎でどう更新していくかなどもしっかりヒアリングした上で対応さえていただきます。

興味がある方はお問い合わせいただければ、実際にどういったサイトが作られるのかなどのサンプルサイトもお送りさせていただきますので、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。

紹介媒体とホームページの両立も視野に

ホットペッパービューティーなどには、自社のホームページで出来ない事が可能です。
一方で、自分たちのホームページにはホットペッパービューティーなどの紹介媒体にはできない事が可能です。

一見すると、競合と思いやすいこの2つですが、使い方や考え方次第では両立する事も可能ですし、実際多くの店舗では両立しているところも多くなります。

自社のホームページでは選んでもらうための差別化に特化して、予約や顧客管理などは紹介媒体を使うといった方法を取る方も多くいます。
一方で、紹介媒体は紹介媒体を使いたいお客様向け、検索や自発的にネットで探す方向けに自店のホームページを活用していくといった方もいます。

ホームページはただ作れば良いというわけではなく、チラシやニュースレターと同様に、誰に向けて、どう作っていくのかというのが非常に大切になってきます。
紹介媒体を使っているならその使い方など含めて考えて、どう作るのか、活用していくかなどまで含めてホームページ制作をどうするかを考えて行くようにしましょう。

まとめ

今回は、多くのオーナー様が悩まれる美容室やサロンのホームページは必要なのか、不要なのか、についてご紹介しました。

実際にこのあたりは人によって考え方は様々でもあります。
絶対に合った方が良いと考える人もいますし、なくても大丈夫という方もいます。

しかしながら、美容室やサロンなど店舗型のビジネスは立地などにも大きな影響を受ける可能性を忘れてはいけません。
東京の店舗と、北海道の店舗、沖縄の店舗では当然ながら全く異なるため、自分たちの店舗としてどうなのかを忘れてはいけません。

もちろん、ホットペッパービューティーなどの紹介媒体だけでも集客する事はできますし、ホームページが無くても集客がバッチリできているという店舗も当然ながら存在します。

ですが、やはりホームページがあった方が幅が広がるのは間違いないですし、これからの時代あるとより便利で信頼性が高まるというのも間違いありません。

ホームページを作るメリットとデメリットについてまとめてますので、それらを見て考えた上で、自分たちの店舗に必要か不要かを考えていくようにしましょう。

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