ニュースレターとは?をおさらい。
目的や効果と活用しやすい業種について
- 2022.04.01
- 2022.01.14
ニュースレターというと、知っている人にとってはもはや当たり前のものとして認識されるものではありますが、一言で簡単に言ってしまうと、お店が発行する「ミニ新聞」のようなものになります。
今ではネットが発達して情報発信や交流などはブログやTwitterなどネット中心になってきていますが、その前まではニュースレターなどが主流の1つで多くのお店が活用してきていました。
今では少しネットに力を入れる店舗が多いのですが、実はリピーター様が多い店舗、新規客が多く来店する店舗は、ネットだけでなくニュースレターを賢く活用している店舗が多く存在しています。
今回は、そんなニュースレターについて、どういうもので、何の意味があるのかといったところから、インターネットが主流にも関わらず、なぜ今ニュースレターなのかをサロン店様を例にお伝えしたいと思います。
そもそもニュースレターとは?
ニュースレターは既に冒頭にも記載していた通り、簡単に言ってしまうとお店が発行する「ミニ新聞」の事です。 今では、ネットが主流となりつつあるため、あまり効果がない、いまさら紙なんて…という声も聞こえてきそうですが、実は古くからあるものです。
実は皆がよく受け取っているものもニュースレターの一種
実は、ニュースレターのルーツは、昔の学級新聞にあるとも言われています。学校や先生からのお知らせ、クラスのこと・生徒のことを記載・印刷して父兄へ伝達していました。お子さんがいる方であれば、今も学校から多くの「レター」を受け取っているという方も多いのではないでしょうか。
それらを応用して、自分たちの商売に取りいれて、お店やスタッフのことをお客様に知っていただくことを目的に発行したものがニュースレターとなり、上手に活用したお店が効果を出したことで、一般的に普及しました。
最近では発行の継続に手間のかかるニュースレターに代わって、ネットのブログやTwitterなどSNSを中心にお店の情報発信をしているお店が増えてきたのも事実です。
しかしながら、手軽で誰でもできるブログ、TwitterなどのSNSは多くの人が行いライバル・競合も多く始めてみたものの…というお店も多くなり、また再び今、ニュースレターが脚光を浴びつつあります。
ニュースレターの意味や目的
そもそも、ニュースレターの意味や目的とは?
例えば、近くにA店とB店とがあります。
A店はあまり良く知らない人が経営しているお店。
B店は、友人が経営しているお店。
あなたならどちらのお店に行かれますか?
そんな質問があったなら、迷わずB店と答えるでしょう。
例えばサロン店ニュースレター記事の内容です。
オーナー・店長の施術や店販商品選びのこだわり、スタッフのブログ、お店のお得なキャンペーン情報、お店のお客様のペット自慢や、施術の感想などたくさんの内容が掲載されています。
このニュースレターを毎月発行し、来店時に手渡しや郵送すると、お店や担当スタッフの記事が有るのでお客様は読み、その結果短期間で「まるで友人が経営しているかの様なお店」になります。そしてお客様が「離反しにくいお店」をつくることができます。
ニュースレターの効果が出やすい業種について
特に接客を中心とする業種では「知り合いのお店」「お客様とのきずな」につながり定着率の高い「お店のファン客」をつくることが出来ます。
私たちお客様の多い業種となり、例えば
- 美容室
- エステ店
- ネイル等サロン店
- 整骨整体院
- デイケアセンター
- 歯科医院
- 飲食店
等の業種が有ります。
特にニュースレターはサロン業界ではかなり知られたツールで、昔から出せば効果があることが証明された手法とも言えます。
ネットのブログやTwitter ・SNSでなく、なぜ今ニュースレターなのか?
ニュースレターの効果はありますが、ただ継続発行しないと意味がありません。
それには多くの手間と時間がかかるので、最近は簡単にできるTwitter・SNSを中心とした方法に流れています。
ブログもTwitter・SNSも良いツールでそれだけに多くのお店が採用しています。
しかし余りにもたくさんのお店がSNS中心になったので「見てくれない・スルーされる・埋もれてしまう」との声も多く聞きます。
ニュースレターは印刷物ですので、記事も読みやすく内容もひとめでわかります。
SNS全盛なのでアナログツールが逆に目立ち、印刷物として価値を感じていただけます。
ネット時代だから過去の産物とお考えのかたもいると思いますが、それは大きな勘違いで、今もニュースレターで驚くほど効果を出しているお店はたくさんあります。
コロナ前から発行していたお店は、ニュースレターでコロナ禍の今でもしっかり売上げ確保ができ、逆に売上アップのお店も多くあります。
ニュースレターの目的「お客様との絆・懸け橋」を築くことが証明されたと思います。
ニュースレターで得られる効果とは?
リピータで溢れるお店となる「ファン客」をつくる
たとえば、雨の日も暑い日でも通って下さるお客様。
遠くから、電車に乗られて。もう何年も。膝を痛めておられるはずなのに。
星の数ほどサロンは有るのに。
なぜか当サロンを応援して下さる、そんな有難い存在がお客様です。
ことばを変えると「お店を頼りにされている」のです。
美しくなりたい、この悩みを解決したい、そんな気持ち一杯のお客様が、その夢をお店に託して通ってきます。
ニュースレターは、その気持ちに「お応えする」ためのツールの一つでもあります。
その大切なお客様に「最新の美容情報」や「季節ごとの留意点」をお届けする。
「頼りにされている」のですから、それは素直に喜ばれます。
お客様は、お店に感謝される事でしょう。感謝はやがて信頼に変わります。
感謝が信頼に変わったお客様を「ファン客」と呼びます。
もうお店から離れない、むしろ応援団になって下さるお客様です。
そういったお客様・リピータであふれるお店へと変身していきます。
お客様との接触時間はわずかです
お客様はサロン以外ですごす時間が圧倒的です。
サロンで施術を受けている時間は、その方の生活時間のわずか1%にすぎません。
お客様のお時間の大部分は、ご家庭や職場、街の中などで過ごされます。
残りの99%のお時間が放ったらかしで果たして良いのか?
他店への流出は残りの時間で発生します。
本当に、お客様との会話だけで十分なのか
「ウチでは、お店でお客様と楽しく会話をしているから大丈夫ですよ」
時々そんな声が聞こえてきますが、残念ながら私たち人間は忙しさの中でつい忘れてしまいます。
施術中の会話やサロンのことは数日もすれば記憶のかなたへと消えています。
お店以外で過ごすお客様との接触点をつくる
もしその時間にニュースレターが郵送されてくるとどうでしょうか?
いつも通っているお店のことや、スタッフのことが記載されているニュースレターですので、お読みになります。
ぼつぼつカットに行かなければ、ごぶさたしているので久しぶりにサロンに行くかなにつながります。1%のお時間を最大限の技術と笑顔で接客をし、残り99%の時間のなかにお店を思い出していただく方法がニュースレターです。
結果、コロナも素通りし売上アップのお声も
特にコロナ騒動の最中に、それを強く感じました。
ニュースレターを発行されている私たちお客様のお店から「周りのサロンは売上ダウンとか言っているけど、ウチのお店はぜんぜん落ちてない」というお声をたくさんいただきました。
<お客様の声抜粋>
A店
ニュースレター掲載のコロナ対策と店内写真をご家族に見せて、『店内の状況がわかやすく安心できる』と通常通りに来店ご継続。
B店
元々ご来店の旦那さんの読まれていたニュースレターを、奥様もご覧になられて「安心できそう」とご夫婦一緒にお越しになった。
C店
コロナ対策(換気の徹底など)を紙面でアピールしているので、お客様からは「安心して通える」というお声をいただいた。
その他のコロナ禍でのお客様の声をこのホームページのお客様の声の一覧に掲載させて頂いております。
クチコミのツール・客単価アップや来店サイクル短縮で売上アップにつながる利用方法があります。詳しくは当ブログ「ニュースレターの活用方法」に記載しています。
- 美容室やサロンがニュースレターで売上を上げるおすすめの活用法
- 店舗売上アップ黄金の方程式は売上=「お客様数」×「来店回数」×「客単価」となります。これはどんな業種でも変わらない方程式...
お客様にお店の思い・こだわりが伝わる
「オーナーの思い・こだわり」を知っていただくこともできます。
ニュースレターの紙面では、「店主の想い・コンセプトを理解いただく」ことから始めましょう。
それは「〇〇カラーがお勧めですよ!」を繰り返すのではなく、「そもそも、なぜ〇〇カラーなのか」をお伝えすることです。
『当サロンは美容室である前に、頭皮と髪のドクターでありたいと強く願っております。
美しいヘアスタイルは、健康な髪と頭皮から生まれるのです。
そんな気持ちから、これまで様々なカラー剤を研究してきました。
良いと思われるものはすぐに入手して試してみました。
私の娘が率先して、実験台になってくれ、テストを繰り返してきました。
そうしてたどり着いたのが、この〇〇カラーです。
このカラーは、髪を傷めるどころか掛ければかける程、むしろ髪と頭皮が健康になってゆく、そんな理想的なカラーなのです。そして~』
ニュースレターではそんな風に具体的にお店のこだわり、思いをお伝えしていくことができます。
まとめ
ニュースレターは簡単に言ってしまえばお店発行の「ミニ新聞」の事です。
それを商売に取りいれて、お店やスタッフのことをお客様に知っていただくことを目的に発行したら、そのお店が効果を出し、一般的に普及しました。
このニュースレターを毎月発行し、来店時に手渡しや郵送すると、お店や担当スタッフの記事が有るのでお客様は読み、その結果短期間で「まるで友人が経営しているかの様なお店」になります。そしてお客様が「離反しにくいお店」をつくることができます。
特に接客を中心とする業種では「知り合いのお店」「お客様とのきずな」につながり定着率の高い「お店のファン客」をつくることが出来ます。
ブログもTwitter・SNSも良いツールでそれだけに多くのお店が採用しています。
しかし余りにもたくさんのお店がSNS中心になったので「見てくれない・スルーされる・埋もれてしまう」との声も多く聞きます。
ニュースレターは印刷物ですので、記事も読みやすく内容もひとめでわかります。
SNS全盛なのでアナログツールが逆に目立ち、印刷物として価値を感じていただけます。
大切なお客様に「最新の美容情報」や「季節ごとの留意点」をお届けする。
「頼りにされている」のですから、それは素直に喜ばれ、感謝されます。
感謝が信頼に変わったお客様を「ファン客」と呼びます。
もうお店から離れない、むしろ応援団になって下さるお客様です。
そういったお客様・リピータであふれるお店へと変身していきます。
お客様はサロン以外ですごす時間が圧倒的です。
もしその時間にニュースレターが郵送されてくるとどうでしょうか?
1%のお時間を最大限の技術と笑顔で接客をし、残り99%の時間のなかにお店を思い出していただく方法がニュースレターです。
特にコロナ騒動の最中に、それを強く感じました。
ニュースレターを発行されている私たちお客様のお店から「周りのサロンは売上ダウンとか言っているけど、ウチのお店はぜんぜん落ちてない」というお声をたくさんいただきました。
「オーナーの思い・こだわり」を知っていただくこともできます。
ニュースレターの紙面では、「店主の想い・コンセプトを理解いただく」ことから始めましょう。
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